完成 | H26年3月 | 延べ床面積 | 43.3坪 |
建築工法 | 木造軸組工法 | 施工企業 | 正南建設 |
今から3年程前、「住宅みちしるべ」のセミナーが行われる事を知り、
当時はまだ家を建てる思いは漠然としていましたが、いつか役立つのでは・・
と参加させて頂きました。
それから結構時間が経過し、本格的に建設を思い立った段階では
やはり手っ取り早く住宅展示場に足を運んでいました。
具体的なプランの提示を受け、少しずつ夢が膨らんでいた時、
ふとこのまま話を進めて良いものかと疑問に思い、
太田さんのことを思い出しご相談をさせて頂きました。
いわゆる素人が家を建てることはその道のプロと立ち合うことになります。
私たちの場合もハウスメーカーの営業マンのペースに、
知らぬ間にはまっている感じがしていました。
何が不安なのかと考えた時、この工事はこの金額が妥当なのか、
プランを変更したいと思った時柔軟に対応してもらえるのか、
いざという時素人の浅はかさが前面に出てしまい、
メーカー側の思惑通りの展開になるのでは・・・ということでした。
太田さんのように、施主と建設業者の間を公正な視点で
両者を繋いで貰えることは大きな安心でした。
決定の理由はこの点が非常に大きかったと思います。
オーディションには確か6社が参加して下さいました。
私たちは各建設会社さんに頂いた資料(見積もり、仕様説明、建設の特徴等)を拝見し、
その時点でどの会社にお願いするかはほぼ決めていました。
あまり時間が無かったことも理由ですが・・。
太田さんが声掛けされている建設会社に如何わしいところは無いと信頼していました。
建設会社さんとの面談の席で少々予算が合わないことを伝えたところ、
こちらの希望を残したままで減額に対応したプランの変更なども考えて頂き助かりました。
特に耐震補助金申請の件では認められるまでの長い期間、お尻の重い「お役所仕事」に
辛抱強く対応していただいたことを本当に感謝しています。
ちなみにハウスメーカーにはこの件については断られました。
実際の建設段階でもスタッフの方々にも恵まれ、良い家が出来上がったと思います。
建物自身に掛かる費用は分かっても、その他私的又は公的に掛かる費用、
住宅ローンに係る費用など、それがいったいどの程度必要なのか知識不足故に不安でした。
それとなにより家を建てることにより、今後の生活が窮地に追い込まれるのでは・・等々、
このままでは・・・と、以前参加したセミナーで講演されていたFPに相談し、
ライフプランの見直しからご指導いただき、建設実現に踏み切ることが出来ました。
一番大きく違った点はスタートの時点での見積書です。
プランの間取りごとに、細かく金額の提示があったので分かり易かったです。
ハウスメーカーの場合は金額表示が大雑把で、
建てて行くうちにあれこれ追加が発生しそうな感じを否めませんでした。
建物の仕様もランクごとに決められており、変更を依頼すると、
出来ない又は結構な追加金が必要で、それこそ最終的にいくらになるのか分からなく
不安になりました。
オーディションに参加して頂いた各社の建物の仕様を、
太田さんが評価しまとめて頂いた書面は、業者決定にあたり非常に参考になりました。
これはハウスメーカーでは有り得ないことだと思います。
私の家は、玄関がホールも合わせて無駄なくらい?大きく作って頂きました。
仕事を終え家に帰り玄関に入った時、その広々感が何だかとても自分をリラックスさせてくれます。どこか一つでも、「こだわり」を形にすることが出来れば、
心休まる良い家が出来上がると思います。
家が出来上がるまで、自分が描いた絵の通りに出来上がるのか正直なところ心配でしたが、
ほんとに良い家を作っていただきました。
家は「夢」を買うと言ってもいいとても大きな買い物です。
これからも施主が納得できる、施主の立場に立った家造りを推し進めていただけたらと思っています。